CRE 法人所有の「低・未利用地」は日本にどれくらいあるのか? 2020.05.13
「法人土地・建物基本調査」は、法人の土地等の所有・利用状況を総合的に把握するために、5年毎に実施される調査です。近年、企業による不動産の利用(所有・賃借)、つまりCRE(Corporate Real Estate)が注目を集めています。【今こそCRE !企業における不動産の活用実態】と題した本特集は、更なる企業不動産有効活用への前段階として、企業の土地や建物の利用実態を考察していきます。
CRE戦略とは、企業が所有する不動産を最大限有効に活用することにより、「企業価値の最大化」を図ることを言いますが、この「不動産を最大限有効活用すること」の反対に位置づけられるのは「低・未利用」と言えるのではないでしょうか。「法人土地・建物基本調査」では、宅地などのうち、利用現況が駐車場、資材置場、利用できない建物及び空き地であるものを「低・未利用地」と定義されています。今回は、この「低・未利用地」について考察していきます。
法人所有の低・未利用地面積の合計は大阪府の約半分
■ 低・未利用地の利用現況別 土地面積
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Writer:黒山裕子
Tag:#今こそCRE!企業による不動産の活用実態
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